ランキングとうたばん

娘。の新曲がデイリーランキングで1位になったとかで、なんとYahooのトピックスでも取り上げられていた。ランキング1位に入ればAFOD以来、2年ぶりのことだとか。

http://music.yahoo.co.jp/jpop/music_news/ori/20050428/ornent002.html
  
でもなんとも間抜けなことに、Yahooでトピに載ってすぐ28日付のデイリーが出て、その結果が2位だったんだよね。それでもデイリーで1日だけでも1位になれたことはここ最近から考えればすごいことだと、個人的には思うんだけどどうだろう。
 
狼では1位発表の時は矢口効果だとか高橋がメインだからとか騒いでいたが、2位になった途端それらを叩く輩が出始めた。それに伴う犯人探し、モー娘。終わりだなと嘲るもの、ランキングにこだわる人を貶すもの、いつもの光景が繰り広げられている。
 
 
 
うたばん。矢口さん騒動の直後には放送があるのかどうか心配されていたが、そんな心配は杞憂に終わった。それどころか「突然の脱退モー娘矢口が緊急出演心中語る」なんて予告で逆にヲタを煽る始末。もし本当ならば脱退後初のコメントだということで注目が集まった。
 
 
そして内容。
いやあ、やっぱすごいわ。ストレートよっちぃ。
 

 
パーマにはだいぶ慣れたつもりだったし、ピーターパンとか外国の少年風とか言われてるし、パーマが緩んできたこともあっていい感じじゃんと思ってたけど、やっぱストレートなよっちぃにはかなわない。改めてそう思った。あくまで個人的な好みだとは思うけど。
 
ダンスしてる時にパッと舞い上がる髪。片目を隠す形になって、より際立つ眼力の鋭さ。紅白よっちぃを思い出した。パーマだとどうしてもふわふわ感の印象が強くなるんだよね。よっちぃが普段はみせない、ダンスの時だからこその表情の鋭さやキレが隠されてしまっている感じ。
 
全体としても、矢口さんがそろってのダンスで、きれいなハート型で目を惹きつけるフォーメーションが見れた。一人一人の表情にも気合があったし、ライブ映像はほんとに素晴しいものだった。うたばんのスタジオライブには定評があるけど、それも納得の出来栄えだった。
 
 
 
…それだけ。
 
 
 
あとは激しくつまらない。化学君がメインとかありえねえ。石川さんへの熱い想いをひたすら語るとかならまだ見れたけど、キスを迫るとか低俗極まりない。オチがみえみえ。誰が男同士の接吻シーンとか見て喜ぶんだ。一人の男の想いを弄ぶとか、スタッフはほんとにあれが面白いと思って作ってるのか。
 
たぶん台本だろうけど、キス行為を促す結果につながるようなことをよっちぃや矢口さんが言わされているのが見ていて悲しかった。オチがあるとわかっていてもあんな流れはいただけない。ただそんなやりとりの中、ミキティの表情には胸のすく思いがしたけれど。ほんとにすげえ顔してたぞミキティ
 
そしてゴロッキーズはつまらないと言ってるのも同じな貴さんの発言。番組の流れ。
面白くできないのは自分らの能力のなさだとさっさと気がつけ。自分らの無能さを棚に上げて保田さんや飯田さんがいなくなったせいみたいな言い方するな。音楽戦士とかを見てみろってんだ。
 
 
あとは矢口さん。脱退後初コメント。
モーニング娘。です」って言い切ったとき、何その台本、って思った。素ボケか台本かしらないけどこれで大勢のヲタを敵に回したなとか思ってたら、案の定狼では大騒ぎだった。
 
内容的にもお騒がせしてすいません、の言葉はあったもののあとはうたばんの思い出を語るとか。しかも謝罪はうたばんMCに向けたものと取れてしまう言い方だった。おまけに中居さんとの思い出はないとか、何そのオチのつけ方。ジャニヲタまで敵に回すつもりですか?
 
新リーダーになったよっちぃに関しても、「二人きりで話した」とか「まかせられると思った」とかいう話はあった。でも、そこから「そんなモーニング娘。をうたばんさん、よろしくお願いします」につながっちゃうから腑に落ちない。
 
なんでそこまでうたばんにおもねるんですか矢口さん。
そりゃ確かに娘。はうたばんには大いにお世話になってはいるけれどもさ。
 
 
冒頭の「モーニング娘。です」も、カット編集できるものをあえてそのまま放送したことに作り手の意図を感じる。矢口さんがうたばんのことにばかり言及してるのも、うたばんの番組内のコメントなんだからしかたないかもしれないけれど、そもそもなぜうたばんで初コメントするのかって話だ。ハロモニで十分やる機会はあったはずなのに。
 
こんなコメントなら、しない方がましだったんじゃないかと思う。脱退から2週間がたって、だいぶ沈静化していた矢口さんへの中傷がまた復活してしまっている。このコメントが放送されて得したのは、視聴率が狙えたであろううたばん側や、騒動に取りあえずの形をつけてみせた事務所くらいではないだろうか。

少なくとも、矢口さん本人の「イメージ」に関しては、なんのメリットもないと思う。本人はこんなのが初コメントでほんとに満足してるんだろうか。やらされるにしてもあんまりだとは思わなかったのか。こんなものを見せられる方はますます矢口さんの真意がわからなくなってしまう。その姿を見失いそうになっちゃう気がする。
 
 
やることなすこと全てが紛い物に見えるものに、どんな魅力があるというのか。
脱退からこっち、一連の「演出」を誰がやってるか知らないけど、そのことに早く気がついて欲しい。
 
 
 
…でも、一番わりくったのは石川さんだよな。卒業記念だったのに。まったく気の毒だ。
 
 
 
ところで、よっちぃのストレートな髪型は、ある物議をかもし出している。
それは、「いつ収録したのか」ということ。
 
 
よっちぃがパーマを掛けたのは、3月のプレミアの巣窟の時にパーマ頭だったということ、共演した野田社長のブログから収録は3月3日だとわかることから、3月冒頭以前だということは判明している。
 
そして、矢口さんが出演していることから、少なくとも今月の10日以前の収録だということは推測される。
 
また、脱退直後の生放送では相変わらずのパーマ頭であったことから、もし収録時にストレートパーマをかけたとすれば、再びちりちりパーマをかけ直したということになってしまうので、これもまた考えにくいと言えるだろう。
 
 
これらから導き出された説は二つ。
「パーマ前収録説」と「パーマ矯正説」だ。
 
 
あんなチリチリ頭がアイロンなんかでまっすぐになるわけないだろ、ってな人が主張するのが「パーマ前説」。でも、それだと放送の2ヶ月も前に収録したことになって、新曲リリーススケジュールからしておかしいというのがその反論。
 
一方で、アイロンできっちりやればまっすぐになるんだよと主張する人たちは「パーマ矯正説」。前述の通り、収録から放送までそんなに間があるはずがないと「パーマ前説」に反論している。
 
 
個人的には「矯正説」。後ろ頭のとこがチリチリなのがその証拠だ、という人がいて、見直してみたらほんとにチリチリだった。だとしたら、なぜうたばんでだけストレートにしたのかという疑問は残るんだけど。
 
 
でもまあ、ストレートで舞い踊るよっちぃが久しぶりに見れたからいいか。
 
そして髪型一つでこんなに翻弄される、吉ヲタどもばんざい。