ぷろじぇくと４

吉絡み小説


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飼育赤板「ほのかにいしよし・・・」スレ 2-173　　完結済

娘。に足りないライバル心を養うために、期ごとに分かれて写真集を販売することになった。
売り上げによって今後の扱い、パート割などが決められてしまう。期限は一週間。
４期の石川・吉澤のサポートについたのは保田。石川の家で３人の泊まりこみが始まった。

以下、ネタバレ注意。
　
　
娘。ドキュメントでも何人か「今必要なもの」に「ライバル心」をあげていたけれども。
この話の焦点はそこではなくて、石川さんと吉澤さんの絆の行方にある。
　
噂をきっかけになんとなく距離をおいていた二人が、同じ屋根の下で暮らすことによって思い出し、取り戻してゆく絆。そのきっかけを作る保田さんのキャラ作りが上手い。とまどう二人をぐいぐい押して、引っ張る保田さん。
　
一緒のベットで寝かされたり。

ダイエットと太るのが同時進行だったり。

ホストクラブだったり。

ビキニだったり。

とにかく保田さんのやることなすことが面白い。理不尽さにも笑ってしまう。
　
　
話の主役でない５期、６期の方も目が離せない。
　
５期のサポートは後藤・松浦。ほんとにサポートしてんだかどうだかの二人の行動。
６期のサポートは中澤姐さん。日替わりで行われる個人レッスン。何をレッスンしてるやら。
　
その後明かされるプロジェクトの本当の目的。期毎に分かれて進めたのも、それぞれについたサポートの人選にも、ちゃんと意味がありちゃんと目的は果たされた。
　
終わった後ににメンバー達から届くメールもそれぞれが「らしい」メール。英語が書けないとか、ちらっとこんごまとか、モーヲタガキさんとか、小ネタがいっぱい。
　
　
それから、実際に作られたいしよしの写真集。

　
どの写真も自然な二人。日常の空気。垣間見える絆。

載せられた写真のシーンがいくつも描写されているのだが、それがもう素晴しいの何の。「見てえー」って叫びたくなるほど。っていうか、買うね。発売されたら絶対買うね。一生の宝にするね。それくらいすごい。
　
　
そして最後にあふれ出した、メンバー達の「メンバー愛」。
　
　
とにかく、一つ一つの部品が良く出来ていると思った。小技たくさん。小ネタたくさん。
それらが自然に組み上げられていて、すんなりまとまっている。すごい。
　
作者さんはきっといしよし大好きなんだろうなあと思う。ラジオネタとかあったし。
この作品の後も同スレでいしよしの長編を連載している。そちらもまた良い作品。
何よりも更新速度が異常に早い。１ヶ月半で、もう８００レスを超えている。勢いがある。
　
何が彼（女）をそうさせてるんだろう。